実写版おそ松さんがボボボーボ・ボーボボだった話

何を言っているのか分からないと思うが聞いて欲しい。SnowMan主演の実写版「おそ松さん」が「ボボボーボ・ボーボボ」だった。

とてもカオスで意味がわからなかったからボーボボと称している訳では無い。本当にボーボボだったのだ。

 

さてここで一応ボボボーボ・ボーボボについてご存知ない方のために説明をしておこう。

 

ボボボーボ・ボーボボ』は、澤井啓夫による日本のギャグ漫画作品。マルハーゲ帝国に支配された西暦300X年の未来の地球を舞台に、マルハーゲ帝国の皇帝が自らの力を示すプロパガンダのために、人類を丸坊主にするべく結成した毛狩り隊から、人類の髪の毛の自由と平和を守るため、鼻毛真拳の使い手であるボボボーボ・ボーボボが戦う不条理ギャグバトル漫画である。(Wikipediaより引用)

ボボボーボ・ボーボボ - Wikipedia

ご存知ない方のために説明を引用してきたがこれを見てもよくわからない事だろう。私もそう思う。それもそのはずだ。この作品はそもそも訳が分からなすぎて教育委員会に「こんなアニメを見ていたら頭がおかしくなる」と正論を言わせたり頭おかし過ぎてアニメのスポンサーがつかなくなったレベルの「不条理ギャグバトル漫画」であるからだ。

それがなぜ実写版おそ松さんと?と思われる方は次項を見て頂きたい。

 

ハジケバトルと実写版おそ松さん

ここからは正しいのか分からない解釈となってしまうことをご容赦いただきたい。というか私の言いたい事の殆どがその正しいか分からない解釈なのでここで「は?解釈違いだが?」となったハジケリストの方々はそっとブラウザバックしていただきたい。

 

ボボボーボ・ボーボボは作中で「ハジケバトル」というものを用いて戦う。それは他者の打ち出した世界観(これは能力で生み出したものだったり、ボケで生み出したものだったりする)を己の世界観(ボケなど)で覆い、自分の有利な方へ持っていくものであり、まぁこれはほぼ語彙大富豪だと考えていただきたい。

 

話を実写版おそ松さんの話に戻そう。これはあらすじには書かれていない(広告とか見てたら察しは着くかもしれないが)中盤までのネタバレになってしまうので少しクッションとしてスペースをとらせていただこうと思う。

 

 

 

 

 

 

 

実写版おそ松さんは「金持ちの養子になりたいおそ松達がそれぞれ養子になるために励む」物語が大筋ではあるものの六つ子それぞれが違う物語を展開していき、それを終わらせるために阿部亮平宮舘涼太渡辺翔太の3人の「物語終わらせ隊」がその物語を終わらせ本筋に戻そうとするのが中盤の展開である。

その展開の中に「少女漫画やキミスイ的な物語を繰り広げるおそ松、チョロ松に対しエンドが物語を終わらせるために「これは過去の話である」という形で終わらせにかかったのに対し「…って、なるといいよな」とおそ松が希望の形にすることで強引に元の物語に戻す」という展開がある。

 

ハジケバトルじゃん!!!!!!!!!!

 

しかもこれの面白いところはこれがマジで最後まで続くのである。終盤なんかはほぼハジケバトル(概念バトル)で争われており、(こんなんほぼボーボボじゃん…)と思わせるハジケバトルっぷりには感激すら覚えた。その程度にはハジケバトルであった

 

まとめ

 

単にギャグ映画として見ればそれぞれのボケの長さがあるので気が抜けやすくリズム感がないため駄作と呼ばれるのかもしれないがハジケバトル映画としてみればなかなかにクオリティが高い映画であった。と私は思う。ハジケバトルを見たい方はぜひ見てほしい。